予定時刻
予定時刻トリガーを使用すると、以下を実行するオプションによって、指定された日時にワークフローを起動できます。
- 指定されたスケジュールに従ってワークフローを繰り返す
- 特定の基準が満たされた場合にワークフローの繰り返しを停止する
予定時刻トリガーは、Shopify Flowで利用できる他の多くのトリガーとは違い、ストアやアプリで発生するイベントではなく、ワークフローの作成時に設定した基準に基づいてワークフローを起動します。
予定時刻トリガーの使用方法には以下の3種類があります。
- 特定の日時に1回だけ実行されるワークフローを作成する
- 特定の日時に起動し、スケジュールに基づいて繰り返されるワークフローを作成する
- 特定の日時に起動し、特定の基準が満たされるまでスケジュールに基づいて繰り返されるワークフローを作成する
複数のスケジュールを作成し、これらの方法を任意に組み合わせて使用できます。
目次
予定時刻トリガーを使用する際の考慮事項
- ワークフローは、未来に1回以上開始されるように設定する必要があります。開始と終了のタイミングが過去になっているワークフローを作成した場合、そのワークフローを有効にすることはできません。
- ワークフローが繰り返される場合、設定可能なワークフローの起動間隔は最長で1年です。最短の間隔は1日になります。
特定の日時に実行されるワークフローを作成する
- 新しいワークフローを作成し、予定時刻トリガーを選択します。
- オプション:使用するタイムゾーンを選択します。デフォルトでは、タイムゾーンがストアのタイムゾーンに設定されます。
- 開始日と開始時間を入力します。
- オプション:ワークフローにスケジュールを追加する場合は、[スケジュールを追加]をクリックします。
スケジュールに基づいて繰り返されるワークフローを作成する
- 予定時刻トリガーを使用して起動するワークフローを作成します。
開始日時を設定した後、[繰り返しルールを追加]をクリックします。
- ワークフローを再度実行するまでの期間を選択します。整数を入力します。小数は使用できません。
- 期間として[日]、[週]、[月]のいずれかを選択します。
- [週]を選択した場合は、ワークフローを実行する曜日をクリックします。
- [月]を選択した場合は、ワークフローを実行するその月の日をクリックします。
オプション:ワークフローの繰り返しを停止する基準を設定するには、[終了ルールを追加]をクリックします。
特定の基準が満たされたときに繰り返しを停止するワークフローを作成する
- 予定時刻トリガーで起動するワークフローと繰り返しルールを作成します。
- [終了ルールを追加]をクリックします。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- ワークフローを一定時間実行した後に停止するには、[発生回数後]を選択し、[カウント]セクションに数値を入力します。
- 特定の時間にワークフローを停止するには、[日付と時刻]を選択し、終了日と終了時間を入力します。
データ取得アクション
ほとんどのワークフローはイベントをきっかけに起動し、そのイベントに関連するデータを自動で取り込みます。たとえば、[注文が作成されたとき]トリガーを使用するワークフローは、新たな注文が行なわれたときに起動します。ワークフローによって、ワークフローの起動のきっかけとなった注文に関する情報が自動で取り込まれ、アクションが実行されます。
予定時刻トリガーが設定されたワークフローは、イベント発生時に起動するのではなく、指定した時刻に起動します。データは、ストア内やワークフローを起動するアプリ内で特定のイベントが発生しないため、自動的には取り込まれません。注文または商品に対してアクションが実行されるワークフローを作成する場合は、次のアクションを実行して、そのデータをワークフローに取り込むことができます。
予定時刻の変数
[予定時刻]トリガーを使用してワークフローを開始する場合、そのワークフロー内の条件とアクションのうちLiquid変数を受け付けるものには、他の変数も利用できます。[Scheduled at]変数は、ワークフローを実行する予定の日付と時刻を返します。
アクション
次のアクションは[予定時刻]トリガーによって起動するワークフローで使用できます。
- リダイレクトURLを作成する
- リダイレクトURLを削除する
- コレクションデータを取得
- 下書き注文データを取得
- 下書き注文データを取得
- 注文データを取得
- 商品データを取得
- ショップのメタフィールドを削除する
- メールを送信する
- HTTPリクエストを送信する
- ショップのメタフィールドを更新する
- 待機
例
このワークフローの例では、毎月、最後の平日の午前9時にメールが送信されます。
予定時刻トリガーのテスト
このトリガーで起動するワークフローをテストするには、最初のワークフローについて、ワークフローを有効化した直後に起動するように設定してください。ワークフローが目的通りに動作することを確認できたら、ワークフローを編集して開始日時を変更します。