スタッフに機密性の高い権限を割り当てる

ストアオーナーには、銀行口座情報、その他の財務情報、顧客データといったストアのプライベートデータを表示できる権限が自動的に付与されています。これらの権限は、機密性の高い権限です。しかし、ビジネスが拡大するにつれて、必要とするスタッフにはストアのプライベートデータに対するアクセス権を付与し、特定のタスクを委ねることが必要になる場合があります。

スタッフメンバーに機密性の高い権限を付与することによって、以下のことが可能になります。

  • ビジネスの管理に費やす時間を減らし、その時間をビジネスの発展のために活用する
  • GDPRリクエストや決済設定の更新といった一部のワークフローを委ねる
  • 安心してアカウントの2段階認証を有効にすることができ、アカウントの脆弱性を軽減できる
  • 機密性の高いタスクを複数のスタッフメンバーに分散させて、1人のスタッフのアカウントが脆弱になることを防げる
  • 複雑な操作なしでストアの所有権を解放する

機密性の高い権限

プライベートなストアデータにアクセスできるようになる権限は次のとおりです。

  • 顧客データを要求する
  • 権限を編集
  • 請求書の決済方法を編集し、請求書を支払う
  • 他の決済方法を管理する

ストアオーナーだけが実行できるタスク

Shopifyストアでは、1人のストアオーナーのみを指定できます。ストアオーナーは、通常、ストアをオープンした人です。管理画面の[設定]>[ユーザーと権限]をクリックして、ストアオーナーとして指定されている人を確認できます。Shopifyからのメールは、ストアオーナーのメールアドレスに送信されます。

以下のアクションは、機密性の高い権限をスタッフメンバーに付与したことに関係なく、ストアオーナーだけが実行できます。

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