Shopify 開発者向けの月刊プロダクトニュースレターの今号では、アプリ開発にあたり知っておくべき重要な更新情報をご紹介しています。
目次
Hydrogen:開発者プレビューが利用可能に
ShopifyによるReactベースのカスタムストアフロント開発フレームワーク、Hydrogenが開発者プレビューで利用可能になっています。
Hydrogenは、Shopifyの指向型ソリューションとして開発され、コマース、UX、開発者エクスペリエンスの最良の組み合わせを実現しています。わたしたちの技術とコマースの専門知識を活用して、シンプルで高速かつ楽しい開発体験を提供します。
Hydrogenの基盤によって、パフォーマンスを最適化するクライアントとサーバー間の静的・動的なデータ取得の組み合わせが可能となっています。React Server ComponentsとSuspenseによるサーバーサイドレンダリング(SSR)、そしてビルトインのキャッシングポリシーにより、マーチャントは最適なコマースとユーザーエクスペリエンスのバランスをとることができます。
収益コントロールと柔軟性が向上したパートナー向けの新しい支払い方法
11月より、Shopifyパートナー向けの新しい支払い方法が導入され始めました。
ShopifyはHyperwalletと提携し、支払いの受け取り方法の柔軟性を向上させています。世界中のより広範な地域と通貨をサポートし、業界屈指の手数料によって収益コントロールがしやすくなりました。
みなさまの組織で新しい支払い方法が利用可能になると、パートナーダッシュボードに通知があり、手順を記載したメールも送信されます。
わたしたちはパートナーコミュニティ全体の繁栄に献身的に取り組んでいます。今回のアップデートは、Shopifyや世界中のマーチャントとのパートナーシップにとってより良い方向づけになるでしょう。
新しい支払い方法を活用する方法および今回のアップデートをビジネス成長の投資に活かし、チーム構築やShopifyマーチャント向けの素晴らしいエクスペリエンス創出に役立たせる方法を、ぜひご確認ください。
パートナータウンホール:Hydrogen Takeover
12月2日のShopifyパートナータウンホールは、Hydrogen Takeoverです!Hydrogenでカスタムストアフロントを構築する方法や、その他のエキサイティングなプロダクトアップデートについて学びましょう。
動的なコマースを加速させるために独自に構成されているHydrogenの開発チームから直接話を聞き、プロダクトロードマップのアップデートを得ることができます。ライブの質問も受け付けます。
Shopifyによってコマースに最適化されたウェブ開発フレームワークであるHydrogenを使用すると、ストアフロントの開発にすぐ取りかかることができます。迅速に開始して、素早く構築し、お客さまのショッピング体験を高速化しましょう。現在、Hydrogenの開発者プレビューが利用可能となっています。わたしたちはこの新しいクイックスタート環境とフレームワークのインサイトについても情報共有していきます。
Shopifyパートナータウンホールは、パートナーと開発者がShopifyプロダクトチームから最新のリリースやアップデートについて直接話を聞けるバーチャルイベントです。
より詳しい情報を知るには、パートナー管理画面からアーカイブ動画をご確認ください。
Shopify Marketplace Kitが利用可能に
Shopify Marketplace Kitを使えば、どのプラットフォームにもコマース機能を追加できます。これはAPIとドキュメントのコレクションで、Shopifyとの連携を可能にし、選択されたコマース機能やワールドクラスのマーケットプレイス機能をどのプラットフォーム上にも構築できるようにします。
あなたのプラットフォームとユーザーを、Shopifyマーチャントや彼らの商品と結びつけましょう。
- マーチャントのセットアップや商品のリスティングなどのために、一連のAPI、コンポーネント、コードスニペットを使い、開発を促進できます。
- 数百万のShopifyマーチャントが数クリックであなたのプラットフォームにおいて商品を販売できるようになります。
- お客さまとマーチャントをあなたのマーケットプレイスで結びつけることで、ビジネスを成長させましょう。
Marketplace Kitは、Shopifyの基礎となる技術スタックとコマースの専門知識を用いて、一連のAPIやwebhooks、UIコンポーネントを提供し、あなたのマーケットプレイス開発プロセスを促進します。
パートナー違反行為と重大イシューに関するShopifyへの報告について
Shopifyはエコシステムにおける信頼、安全、クオリティーの維持に努めています。その一環として、パートナーの違反行為の報告や、プラットフォーム上のイシューの報告を、簡単にできるようにしました。問題の調査をできるだけ迅速におこなえるように、報告の際には以下の2種類のフォームの違いをあらかじめご理解いただくようにお願いします。
パートナー違反行為を報告する
パートナープログラム規約(英語)やAPI利用規約(英語)に違反する行為を発見した場合は、Shopifyパートナーサポートに連絡する代わりに、こちらのフォームを使って報告(英語)することができます。
サポートの問題やマーチャントストアの違反ではなく、パートナー規約に関する違反であることを事前にお確かめください。Shopifyアプリストアにおける禁止行為(英語)については、リンク先に詳細がございます。
イシューをShopifyに報告する
重大なイシューを報告することが、今まで以上に簡単になりました。Merchant Dataにおける実際の、あるいは疑わしい不備や問題、また開発者ドキュメントやShopify APIのバグやイシューなどにお気づきの際は、こちらのパートナーヘルプセンターのフォーム(英語)を使用してShopifyにお知らせいただければと思います。
まもなく登場:Unified Admin
2022年の第一四半期に、マーチャントのストア管理画面が、myshopifyストアフロントドメインからadmin.shopify.comへと移行されます。わたしたちはこれをUnified Adminと呼んでいます。この変更によって、管理画面でのページ読み込みが速くなり、マーチャントの再認証にかかる回数が減ります。また、複数ストアにわたる作業のエクスペリエンスが向上します。
アプリは何の変更もしなくても引き続き使用できます。
ただし、新しいUnified Adminで最高のマーチャントエクスペリエンスが提供できるよう、埋め込みアプリは新しいホストパラメータを使用するためにApp Bridge 2.0にアップグレードする必要があります。こうすることで、埋め込みアプリが新しいadminドメインで機能するようになります。
そうしない場合、アプリを使用する際にマーチャントは古いmyshopify.comにリダイレクトされます。これではマーチャントのエクスペリエンスが損なわれることになるので、ご注意ください。
最新情報をご確認ください
今月はここまでです。Shopifyプラットフォームやアプリ開発へ影響を与える変更点を常に把握するために、Shopify開発者のChangelog(英語)も購読や、以下リンクからメールマガジンを購読し、最新情報を入手ください。
バックナンバー
11月号
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Shopify Partner of the Year 2021受賞者の発表
2021年11月4日にShopifyコミュニティ向けオンラインイベント「Shopify Commerce Day 2021」を開催し、Shopify Partner of the Year 2021を発表いたしました。Shopify Partner of the Yearとは、Shopifyパートナーとして高い実績と評価を持つ企業に贈られる賞です。2021年度は計8社に贈られました。改めて、おめでとうございます。
パートナータウンホールのお知らせ:Hydrogen Takeover
Shopifyパートナータウンホールでは、パートナーと開発者がShopifyの最新のリリースとアップデートについて、Shopifyプロダクトチームから直接話を聞くことができます。今回は、Hydrogenの話題が満載です!
Hydrogenを使ったカスタムストアフロント構築に関するわたしたちのビジョンと、そのほかのエキサイティングなプロダクトアップデートについて知るには、12月2日PM12:00(ET)(日本時間12月3日AM2:00)のパートナータウンホールにぜひご参加ください。取り急ぎ、Hydrogenの開発者プレビューをだれよりも早く知るためにアップデート登録をしておきましょう。
Hydrogenは、Shopifyによってコマースに最適化されたWeb開発フレームワークです。すぐにストアフロントの構築が可能となります。Hydrogenによって、素早く始め、素早く構築し、お客さまのショッピング体験をより高速にすることができます。
ダイナミックでモダンなコマースに最適化されたこのフレームワークを使い,セットアップを省略して、カスタムストアフロントの高速化に専念しましょう。スターターテンプレートを使えばすぐに立ち上げられ、Shopifyプラットフォームと完全に一体化したReactベースのコンポーネントで高速な構築ができます。Viteを使用したシームレスな開発エクスペリエンスも実現します。
より詳しい情報は、パートナータウンホールで。
まもなく公開:Shopifyパートナーと開発者のための新しい支払い方法
Shopifyのミッションは、ビジネスをスタートさせるすべての人のために、それがどこであっても個々の力を高めることでコマースをより良くしていくことです。Shopifyパートナーは、マーチャントのビジネスの立ち上げ、販売、マーケティング、管理をサポートします。そしてわたしたちは、パートナーのコミュニティの成長に全力で取り組んでいます。
このたび、Shopifyパートナーと開発者のみなさんへの新しい支払い方法が導入されることになりました。手数料が低くなり、より多くの地域と通貨で利用可能となる予定です。2021年11月より、順次開始となります。
11月から12月にかけ、すべてのパートナーに向けて、メールでアップデートと手順をお知らせします。開発者向けのニュースレターと、デザイン&開発ブログでも、最新情報をお伝えします。
Shopify Plusパートナー向けグローバルERPプログラムの開始
このたび、ShopifyグローバルERPパートナープログラムの開始と、最初のフラッグシップエンタープライズパートナー5社を発表できて大変うれしく思います。ShopifyがERPと直接パートナーシップを結ぶのは今回が初めてとなります。このグローバルERPパートナープログラムは、Plus認証アプリプログラム(PCAP)の延長です。
このプログラムは、タイムリーなセットアップ、統合コスト、プライバシー問題など、マーチャントのペインポイントとなる課題を解決します。新しいプログラムのアナウンスによって、Shopify Plusパートナーが大手のエンタープライズにShopify Plusを売り込むのが容易になるのと同時に、Plusクライアントのための立ち上げ時間が短縮されることを、わたしたちは期待します。またグローバルERPプログラムは、これらのグローバルパートナーが公式なPlusアプリ認証パートナーとしてエコシステムに参加することで、彼らとより緊密に連携できる機会が増えることを目的としています。
Shopifyマーチャントは、Oracle NetSuite、Infor、Acumatica、BrightpearlのERPソリューションをShopifyストアに接続することが可能となりました。新しいMicrosoft Dynamics 365 Business Centralの統合は、2022年初旬に開始されます。
Shopify Plus認証アプリプログラムの新たな仲間たち
Plus認証アプリプログラム(PCAP)のコンバージョンとアップセルのカテゴリーに、新たなパートナー(英語)が加わりました! すべてのPCAPアプリは、Shopifyアプリストアで入手可能です。
これらのコンバージョンとアップセルのアプリは、チェックアウトオプションを拡張できる機能とクオリティを考慮したうえで厳選されています。
Shopify Plusとシームレスに連携し、わたしたちの最高レベルの技術標準によって承認されたこれらのテクノロジーをぜひチェックしてください。
- Rebuy:パーソナライズされたアップセル、クロスセル、再購入のレコメンドをします。
- Zipify One Click Upsell:購入ファネルによってアップセルとクロスセルの機会を構築します。
- Carthook Post Purchase Offers:ワンクリックで購入後のアップセルを促し、AOVを向上します。
- Co-op Commerce:クロスプロモーション、パートナーシップ、アップセル、アンケートなどを簡単に実施できます。
そのほかのカテゴリーでも、新たな認証アプリがプログラムに追加されました。
ロイヤルティとリワード
- Referral Candy:クチコミによる紹介とアフィリエイトマーケティングを自動化します。
レビューとユーザー作成コンテンツ
- Judge.me:ソーシャルプルーフのために、無料の写真と動画で商品レビューが可能です。
カスタマーサポート
- Re:amaze:カスタマーサービスとチャットボットのオールインワンのエンゲージメントプラットフォームです。
広告
- AdRoll:Google、Facebook、Instagram、その他500のネットワークにパーソナライズされた広告を展開できます。
アフィリエイトとインフルエンサーマーケティング
返品管理
- Happy Returns:返品を自動化します。
ビジネスインテリジェンスとレポート
- Segments by Tresl:事前構築されたセグメントとインサイトでリピート収益を向上します。
10月号
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ついにリリース:サブスクリプション購入後のサポート
Shopifyの購入後チェックアウト拡張機能がサブスクリプションをサポートできるようになりました。こちらの機能に今すぐアクセスできます。チェックアウトの直後にインパクトのあるサブスクリプション関連のオファーを表示することで、マーチャントが魅了したお客さまに向けて、コンバージョン率の高いエクスペリエンスを構築しましょう。
開始するための詳しい情報、要件、制限などは、開発者向けドキュメントでご確認いただけます。
Commerce+:Shopifyによる無料のライブストリーム
Commerce+は、世界的に話題になっているブランドが集まり、コマースの未来について自由に話し合う無料のオンラインイベントです。業界のだれでも参加できるこのイベントでは、次世代の消費者にもたらす影響について深く掘り下げます。
Pharrell Williams、Jimmy Butler、Melanie Marsdenといった業界のリーダーたちがいかにコマースの領域を押し広げてきたか、その話を聞くチャンスをお見逃しなく。クライアントのマーチャントをより深く理解し、最新のShopifyプロダクトを活用してクライアントをコマースの未来へと導く方法を学びましょう。
見逃し配信はこちら
開催レポートはこちら(NEW!日本語)
Payment Flexibility API
新しいPayment Terms APIを使用すると、注文に支払い期限を設定して支払いの遅延を追跡できるアプリを構築できます。
また、ベータ版のSend_Invoice APIによって、注文の支払い回収をトリガーすることも可能です。
Shopifyマーチャントにとって、支払い条件や支払い全体のフレキシビリティーは重要です。とくにBtoBの場合は、パーソナライズされた支払いオプションの提供によってバイヤーのエクスペリエンスを向上させ、後日の支払いを管理/処理するためのマニュアルの作業を軽減できます。
Payment Terms APIとpayment terms objectの詳細はこちらです。
提供開始:Gift Card API
2020年に制限が解除され、Shopifyのすべてのプランにおいて,すべてのマーチャントがGift Cardsを利用できるようになりました。
そして、Shopify開発者とパートナー向けにGift Card APIも解禁となっています。このAPIによって、RESTとGraphQLAPIの両方を使ってあなたのアプリからGift Cardsを作成できます。
Gift Card APIを使い始めるには、こちらのチュートリアル(英語)を参照してください。
新しいアプリコレクション:Shopify Marketsとの連携
最近のShopify Marketsのローンチによって、マーチャントの海外販売はさらに楽になりました。そしてわたしたちは、開発者やパートナーのみなさんがこのミッションにおいて重要な役割を担うと信じています。
海外販売のサポート機能をもつアプリは、Shopifyアプリストアで「Works with Shopify Markets」コレクションとして特別にグループ化され、将来的にマーチャントが利用可能となります。
アプリが特集の候補となるためには? プラットフォームで利用可能な、越境販売に関する機能、たとえば複数通貨、税金、翻訳などの機能を統合してください。
あなたのアプリをコレクションの対象にしやすくするために、以下の機能リストをご確認のうえ、始め方のガイダンスもあわせてご覧ください。
- 複数通貨アプリ
- presentment currency fieldsを使用
- 通貨切替機能を提供する場合は、Shopify Payments countriesを使用
- 配送・フルフィルメントアプリ
- Order API (REST・GraphQL)で関税額を使用して実行
- fulfillment orders APIでインコタームズ(DDP/DDU)を使用して実行
- Shopifyの商品価格、HSコード、原産国データをコマーシャルインボイスで使用
- 翻訳アプリ
- Translations APIを使って翻訳を作成
- ストアデザインアプリ
- マーケットごとの翻訳済リソースを作成するか、マーチャントがアプリ内で翻訳を作成できるようにする
- ナビゲーション・検索
- 商品とコレクションのwebhookで翻訳と複数通貨をサポート
Shopify Marketsの詳細はこちら(英語)です。アプリをShopify Markets連携コレクションの選考対象とするには、こちらのフォームをご記入ください。
開発者ドキュメントの刷新と新しいPHPライブラリ
Admin API (GraphQL・REST)の開発者向けドキュメントが刷新され、より使用しやすく探しやすくなりました。サポートされている全言語のコードスニペットとコンテンツが並んで表示されるため、コーディングのスピードと生産性が上がります。
Admin API GraphQLとAdmin API RESTの両方のドキュメントが利用しやすくなっていて、Curl、Node、PHPで使えるコードスニペットと例があり、ワンクリックであなたのコードにコピー&ペーストすることが可能です。これは、shopify.devにおけるGraphQLエクスペリエンスを最高のものとするために実施される改良の始まりに過ぎません。
また、一般的な使用ケースを想定した、より具体的な例を追加しています。レスポンスコードとエラーメッセージも具体的になっているので、トラブルシューティングに役立ち、すぐに使い始めることができます。
最後になりますが、新しいPHPライブラリが現在利用可能です。フレームワークにまったく依存しないため、どのPHPアプリでも使用できます。
9月号
目次
Shopifyテーマストアの年間収益100万ドルまではレベニューシェアがゼロパーセントに
Unite 2021でアナウンスされたように、パートナーエコシステムのレベニューシェアモデルが変わります。
9月15日から、Shopifyテーマストアにおける年間収益100万ドルまではレベニューシェアがゼロパーセントとなります。
つまり、あなたのShopifyテーマストアでの収益が100万USD未満の場合、レベニューシェアを支払う必要はありません。この数字は毎年リセットされます。100万USD以上の収益がある場合は、その超過分の収益に対してのみ15%の支払いが必要となります。これは従来の20%から低減されました。Shopifyテーマストアにテーマを提出して承認されたテーマ開発者は自動的に登録されることになり、登録料はありません。
今夏、Shopifyテーマストアが再オープンし、新しいテーマの提出を受け付けています。そしてOnline Store 2.0に対応している新しいテーマが、テーマストアに公開され始めました!
Shopifyテーマストアは、Online Store 2.0と一体になって、相対的に未開拓となっているマーケットプレイスに開発者がインパクトを与える機会を提供します。世界中のマーチャントがブランドと商品を表現するのに役立つパワフルでパフォーマンス性の高いテーマを開発者は作成できるのです。
Shopifyテーマを構築するなら今が一番良い時期です!
Shopifyにまだ馴染みがないテーマ開発者の方は、Shopifyパートナープログラムに参加して、マーチャントのために美しいOS2.0用テーマの構築を始めてください。
Shop Payを利用したチェックアウトリンク
チェックアウトリンクをShop Payによってアップデートしました。マーチャントは簡単に商品をお客さまにシェアすることができ、Shop Payのチェックアウトに直接導くことが可能です。Shop Payはオンラインで最速かつ最高のコンバージョンを誇るチェックアウトエクスペリエンスです。
チェックアウトリンクは、メールマーケティングキャンペーンやSNSの投稿、ダイレクトメッセージやSMSなどにも追加できます。さらに、ヘッドレスのeコマースサイトをもつマーチャントが、Shop Payのアドバンテージを得ることが、初めて可能になりました!
Shop Payのワンタップチェックアウトは、既存の請求情報と配送先情報を安全なかたちで使用するため、お客さまはフォーム入力に時間をかける代わりにもっと多くの商品をカートに入れる時間をもてます。Shop Payを使用しないお客さまは、ゲストとしてチェックアウトが可能です。
この機能のアドバンテージを活かすために、マーチャントはShopifyペイメントを主要なペイメントゲートウェイとして有効化し、支払い設定でShop Payを使えるようにしておく必要があります。
Shopify Fulfillment Orders APIでさらに快適なフルフィルメント体験を構築できます
Shopify Fulfillment Orders APIは、クライアントであるマーチャント(およびそのマーチャントのお客さま)に対して、より良いフルフィルメント体験をもたらすために使用できます。注文が処理される方法や場所には影響されません。
このAPIを利用して柔軟で安全なフルフィルメントアプリを構築する方法について、詳しくは最新のパートナーブログをチェックしてください。
8月号
目次
Fulfillment Orders APIへのアップグレード
わたしたちはFulfillment Orders APIを2020年1月にリリースしました。このAPIは,エンドツーエンドのフルフィルメントプロセスをサブピースにモデル化します。そのためフルフィルメントデータは、Shopifyと注文管理アプリまたはフルフィルメントサービス(3PL)との間でより正確に同期できます。このAPIはShopifyのフルフィルメントの未来を表しています。
Fulfillment Orders APIへの移行方法は、開発者ドキュメントでご確認ください。日本語の解説記事はこちら
Shop Payの分割払いが米国内で一般利用可能に
2021年6月10日より、Shop Payの分割払いがローンチされ、米国内のマーチャントの一般利用が可能になりました。Shop Payの分割払いは、オプトアウトを選択していない限りすべての適格な米国のマーチャント向けに、2021年8月27日より有効化されます。そして2021年10月15日までは割引価格が適用されます。
Shop Payの分割払いは、Shopifyマーチャントのニーズに特化した「今すぐ購入して、後払い(BNPL)」型のソリューションです。これはAffirmが米国内で独占的に提供する支払い方法で、マーチャントは顧客に分割払いの柔軟性を提供できます。購入者は4回の分割払いが無利子で追加費用もなく利用可能になります。
Shop Payの分割払いはShop Payに完全統合されています。マーチャントにとって、コンバージョンに強い最速のチェックアウトオプションといえます。Shop Payの分割払いは売上を増大させることが証明されています。4分の1のマーチャントは、ほかの支払い方法と比べて平均注文額が50%増えました。さらに、サードパーティの「今すぐ購入して、後払い」型のソリューションからShop Payの分割払いに移行したマーチャントは、カゴ落ち率が28%低くなりました。
Shop Payの分割払いの詳細はこちらです。Shop Payの分割払いバナーをマーチャントの商品ページに追加する方法は、以下のリンクからご確認ください。
2021/9/11(土) Shopify DEVELOPER WORKSHOP DAY開催について
2021年9月11日(土)に「Shopify DEVELOPER WORKSHOP DAY」をオンラインで開催する運びとなりました。
グローバルカンファレンス「Shopify Unite 2021」で発表した数々の新機能を、中の人が解説。また、パートナー様を招いたパネルディスカッションも予定しています。
無料でご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。
2021/9/11(土)11:00~13:00
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Shopify日本 株式会社UnReact 株式会社フィードフォース 株式会社Appify Technologies 株式会社ハックルベリー non-standard world株式会社 |
申し込み方法 *事前登録が必要です |
事前登録(無料)をお願いします。 ※当日のコンテンツを随時更新中 |
7月号
Shopify 開発者向けの月刊プロダクトニュースレターの今号では、ユーザーとの作業の質を向上させるために知っておくべき重要な更新情報をご紹介しています。
目次
Shopifyパートナータウンホール(Unite版)
7月15日PM12:00 EDT(日本時間7月16日AM1:00)より、Shopifyパートナータウンホールの特別版としてShopify Uniteに関する1時間の番組をお送りしますので、ぜひご覧ください*。ここでは、メインステージで取り上げられたプロダクトリリースについて詳しくお伝えします。また、放送後に30分のAMAセッションを設け、Glen Coates、Vanessa Lee、Fatima YusufがShopify Uniteに関する質問にお答えします。
*後日、パートナーダッシュボードからご覧いただけますので、見逃された方はそちらをご確認ください。
Shopifyパートナーまたは開発者の方は、Shopify Uniteで発表されたプロダクトリリースの詳細を特別に深く知る機会が得られます。アプリストアでの見つけやすさ、開発者コンソール、テーマなどが扱われます。
AMAに質問を投稿し、下記リンクより席を予約してください!
Shopify Uniteを見逃した人のための振り返り
Shopify Uniteでわたしたちは、コマースの未来を可能にするためのインフラ、ツール、テクノロジーについて話し合いました。テーマ開発者とアプリ開発者の収益シェアの変更、Shopifyチェックアウト、アプリ開発、ストアフロントAPIなどについて、大きな発表もありました。
どれも見過ごせないものばかりです。Shopify Uniteのまとめ記事をぜひご参照ください。
Shopifyアプリストアでの年間収益100万ドルまでは収益シェアが0%に
2021年の8月1日より、Shopifyアプリストアにおける年間収益が100万ドルを超えるまで収益シェアが0%となります。
つまり、Shopifyアプリストアにおけるあなたの年間の収益が100万USドルに満たない場合、収益シェアを支払う必要はありません。この金額は毎年リセットされます。収益が100万USドルを超えると、15%の収益シェアが発生しますが、これは従来の20%から低減されています。
この変更によって、あなたのポケットにより多くのお金が残ります。そのお金で、ビジネスへの投資やリソースの拡大、もっと多くのShopifyマーチャント向けソリューションの構築が可能です。開発者のサポートをわたしたちがどれだけ重要と考えているかを示す一例といえます。
また、8月1日以降に登録するすべての開発者には、ワンタイムの登録料が生じます。これは、最初のアプリをレビューのために提出する際に支払います。ですので、なおのこと今日登録してアプリ構築を始めましょう!
8月1日のPM1:00 EST(日本時間 8月2日AM3:00)より、パートナーダッシュボードから直接、新しい収益シェアプログラムに登録可能です。詳細は、ドキュメントをご覧ください。
オンラインストア2.0の発表
Shopify Uniteでわたしたちは、Shopifyテーマ構築の全面的な見直しと、オンラインストア2.0のリリースを発表しました。すべてのページにセクション(移動可能でアプリで動かせるブロック)ができ、メタフィールドが改良され、新たな一連の開発ツールも提供されます。オンラインストア2.0は、開発者に新しい世界を開き、マーチャントによるオンラインストアのインタラクションを完全に再構築します。
オンラインストア2.0はShopifyにおけるテーマ開発を向上し、加速させるために設計されています。マーチャントがコードにさわることなくカスタマイズすることを楽にするだけでなく、テーマコードを編集せずにアプリを挿入でき、メタフィールドはテーマ内のコードやAPIを経由しなくてもアクセスできるようになります。
テーマとアプリの移行方法や、まもなく再オープンするShopfiyテーマストアへのテーマ提出方法などの詳細は、下記リンクにてご確認いただけます。
購入後チェックアウト拡張機能のベータ版をすべての開発者が利用できます
購入後チェックアウトの拡張機能がすべての開発者に向けてベータ版で提供開始となりました。この拡張機能は、購入者のチェックアウト後に、サンキューページが表示される前にインタースティシャルページを表示します。これにより、マーチャントがエンゲージメントの高いオーディエンスと交流するためのユニークな体験構築が可能になります。
購入後チェックアウト拡張機能とその他の構築可能なソリューションについては、ブログでも詳しくご紹介しています。
API 2021-07バージョンのリリース
Uniteで発表された機能を含む2021-07バージョンのAPIがリリースされました。さらに、このバージョンには、Shopifyへ大量のデータをプッシュする能力が大幅に改善された新しいAPIであるBulk Mutations APIが含まれます。ほかにもProduct Variant Bulk API、Files API、ストアフロントAPIのメタフィールドに対する拡張サポート、国際価格の改良などが2021-07バージョンにおいてリリースされます。
詳しくはブログをご覧ください。
Shopifyテーマ開発者として仕事を始めるためのリソース
2018年にクローズしていたShopifyテーマストアがパートナーに向けて2021年7月15日に再オープンします。いち早く参加して、テーマ開発者としての信頼を築くチャンスです。この機会を活用できるように、今後数ヶ月にわたってテーマ開発に関するリソースを順次リリースしていきます。
- 7月15日のパートナータウンホールに参加しましょう。Shopifyテーマのパートナーシップ・リードであるMichaell Beddallがテーマ構築を始めるためのリソースを共有します。また、テーマ開発者の利益をさらに押し上げる新しいテーマストアの収益シェアモデルについても、詳しくお伝えします。
- 7月15日にアップデートされるShopifyパートナーアカデミー(英語)の「テーマ基礎コース」で、Shopifyテーマの構築方法と成功するためのベストプラクティスについて学びましょう。
- ウェビナー(英語)にもぜひご参加ください。7月29日の「テーマストアのご紹介:入門編」と8月5日の「Shopifyで成功するテーマビジネスの作り方」では、ビジネスを成功させる方法を詳しく扱います。
今後のテーマ開発イベントについての詳細は、イベントページをご覧ください。
ShopifyサブスクリプションAPIがAuthorize.netをサポート
ShopifyペイメントとPayPalエクスプレスにくわえ、ShopifyサブスクリプションAPI(英語)がAuthorize.net(英語)のサポートを開始しました。今回のアップデートにより、開発者はAuthorize.netのペイメントゲートウェイを使用するマーチャントのために、Shopifyチェックアウトに統合されたサブスクリプションアプリを提供できます。
サブスクリプションアプリの構築方法の詳細は、Shopifyのドキュメント(英語)でご確認いただけます。
最新情報をご確認ください
今月はここまでです。Shopifyプラットフォームやアプリ開発へ影響を与える変更点を常に把握するために、Shopify開発者のChangelog(英語)も購読や、以下リンクからメールマガジンを購読し、最新情報を入手ください。
Shopifyパートナープログラムでビジネスを成長させる
マーケティング、カスタマイズ、またはWebデザインや開発など提供するサービスに関係なく、Shopifyパートナープログラムはあなたを成功へと導きます。プログラムの参加は無料で、収益分配の機会が得られ、ビジネスを成長させる豊富なツールにアクセスできます。情熱的なコマースコミュニティに今すぐ参加しましょう!