Shopifyの新しいTranslations APIが発表になってから、どの翻訳アプリを使ったら良いのか…と悩まれている方いらっしゃると思います。私も正直そのうちの一人でした。
翻訳、と言えどGoogle翻訳やAIによる翻訳など様々ありますが、本気でローカライズしたい!という方に必見、使ってみて感動したアプリをご紹介致します。
まず噂のアプリですが、ShopifyアプリストアからダウンロードできるTMS翻訳です!なんと素晴らしいことに無料で、より素晴らしいことに非常に使いやすいです!
インターフェースは英語ですが、とてもシンプルな動作のみで翻訳をサクサク追加することが出来るので言語のハードルは低めだと思います。
使い方の説明
まず右アイコンから'Language'を選択します。ここで追加したい言語を選んで保存してください。
(Shopify管理画面の言語も追加することを忘れずに!手順は、Shopify管理画面>設定>ストアの言語>翻訳したい言語を追加)
次に、右アイコンから'Manual Translation'を選択します。ここからはサクサク作業です。
フィルター方法
画面上から、
- Select a Language to Translate > 追加したい言語を選択
- Select a Section Type to Translate > 翻訳したいセクションを選択:テーマや、コレクション、ページなど
- Select a Translation Status > 翻訳ステータスを選択:'All'はすべて・'Not Translated' は翻訳されていない内容のみが表示されます(上記画像では、日本語に翻訳したいページの内容すべてのフィルターが適応されます)
フィルターを選択した後は'Load items for Manual Translation'ボタンを押します。
翻訳したい文言が表示された後は、右手コラムに翻訳内容を記入し、'Save'を押して保存するのみです!
なぜ優秀アプリなのか・・
ストアフロント(Online store theme)のコンテンツをしっかり翻訳できる点がポイント高いです。テーマ編集内容と上手く同期して無かったり、読み込めていなかったりで、ストアフロントを満遍なくローカライズすることができないアプリが多い中で、TMS翻訳ツールはかなり優秀です。(上記画像では、日本語訳したいストアフロントコンテンツで、まだ翻訳されていない内容のフィルターが適応されます)
さらに・・
1つのワードを翻訳すると、同じワードもすべて自動でコピーしてくれるので、同じ文言を1つ1つ翻訳するマニュアル作業が減ります!(例えば:「Page」を「ページ」と翻訳し、'Save'ボタンを押すと、同様に「Page」とある文言を「ページ」に翻訳設定するかの確認ポップアップが表示されます)
そしてもう1つ・・
'Step 1'と記載のある上のボタンから'Find by keywords search'を選択すると、キーワード検索ができます。この検索方法もフィルター適応方法は変わらず、上から翻訳言語と翻訳ステータスを選択し、さらにキーワードを記入。'Search items for Manual Translations'ボタンを押すとキーワードが使われている内容のみが表示されます。
仕上げ
言語スイッチャーの追加です。左手にある'Language Selector'をクリックし、色や配置を確認した後に'Selector Enabled'を'ON'にしてください。これで多言語サイトの完成です!
事例
別事業のウェブページでTMS翻訳機能を導入しています。もし良ければご参考までにご覧ください。
ISSHONIは名の通り、事業者様・パートナー様と共に前進していく意味合いで作られました。主な事業内容は、分析・特定・対策・実行の4軸をもとに、EC全般およびShopifyに関するコンサルティング・アドバイザリー・マッチングを行っております。日本語と英語でのサービス提供から、グローバル展開を視野に入れたご相談にも完全対応しております。
Shopify立ち上げの際に沢山お力添えいただいたご恩返しを少しでも形にし、皆様と’ISSHONI’EC業界を盛り上げていければと思っています。