写真家としてユーチューバーやインスタグラマーのようにネットでお金を稼ぐには、自分のクリエイティビティを存分に発揮し、その才能を収益化することに尽きます。
最新のiPhoneを持っていれば誰でも質の良い写真が撮影でき、ある種の無料写真編集ツールを操ることができるこのご時世。その中でひときわ際立つ写真を提供するのには抵抗を感じるかもしれません。クリエイターが起業家に転向して成功するには、以下の3つのことが重要になります。
- 自分のニッチを見つける
- オーディエンスを築く
- 安定した受動的収入を得る
ここでは、ネットで写真販売する際に知っておくべきことを詳しく説明し、写真ビジネスを実現させることに役立つリソースやビジネスのアイデアを紹介していきます。これから写真販売を本業にしたい方でも、副業としてはじめたい方も必見です(副業を在宅でいながらする方法、自宅でお金を稼ぐ方法25選)。
目次
写真販売で稼ぐ仕組み
どうやって写真販売で稼ぐのかは至ってシンプルで、「写真を買いたい人」に対して「売る」だけです。
写真家には資格は不要で、独学でスキル習得可能です。極端ですが、誰でもフォトグラファーを名乗れてしまいます。もちろん、大手企業案件の実績や知名度があるに越したことはありませんが、誰でも「売れる場所(サイト、アプリ」)に出品して、購入されれば売上があがるのです。
写真販売を本業にしたい場合
写真販売を本業にしたい場合、待ち受けるのは茨の道です。
上述の通り、誰でも「自称フォトグラファー」を名乗れる時代。また、昨今のinstagramなどの流行によるニーズ増加のため、競争相手のフォトグラファーが多いのも特徴です。
おすすめの戦略は、最初から本業にするのではなく、以下で記述するように副業として始め、コツコツ積み重ねていき、数年をかけて本業に転向するやり方です。
写真販売を副業として始めたい場合
写真販売を副業として始めるにはネットで写真販売をするのがおすすめです。隙間時間にスマホだけで販売することだって可能です。
ネットで写真販売をする場合、一つの販売サイトに絞らず、複数のサイト・アプリに出品し、購入者やリーチの間口を広げると良いでしょう。各サイト・アプリ特有のニーズがあり、得られた知見を互いに活用できるはずです。
ここからは、副業としてネットで写真販売をする場合の戦略と手法をご紹介します。
ネットで写真販売するための2つの必須要素
どのように写真ビジネスを成功に導けば良いかを考えていきましょう。
1. 自分のニッチを見つける
写真家として成功している人は皆、写真素材に一貫性のあるスタイルやテーマを掲げています。旅行、ファッション、街並み、自然、グルメなどテーマが何であれ、一貫性があることが重要です。
興味のある素材を見つけるために、人々はネットで他者をフォローし、素材が見つけられなければフォローを止めます。
ネットでの写真販売を希望されるなら、どのスタイルや写真がオーディエンスに受けるのかを観察し、ご自身のニッチを見つけることをおすすめします。もちろん、キーワード調査をして一定トピックについての需要を見出し、ご自身の写真に関する用語の検索量を分析することも可能です。
Keywords Everywhereは、Googleの検索量を表示するブラウザーの拡張機能で、需要のある主題や切り口を容易に見つけることができます。そのため、ご自身の写真がバイヤーの要望と合致しているかどうかを評価することに役立ちます。
目安として、月平均1,000件以上の検索がある内容であれば、検討する価値があると考えていいでしょう。
ブロガーやユーチューバーをはじめとするクリエイターのように、写真家もオーディエンスを構築することに労力を割くことが必要です。なぜなら、オーディエンスを獲得することが、最終的に写真をネット販売して事業を成功に導いてくれるからです。
フリーランスであっても、ネットで写真プリントを販売していても、リーチを拡大し信用度を高めるには、人脈を築いてそれを存分に活用することが鍵となります。
インスタグラムやTumblrなど、オーディエンスがすでに構築されているようなビジュアル系SNSサイトは、より広範囲なオーディエンスにリーチすることに適しています。ただし、他の写真家とつながり、フォローを増やすことができる写真共有サイトは他にも存在します。プラットフォームによっては、デジタル写真をライセンス販売できるものもあります(これについては後述します)。
ご自身のSNSアカウントをリンクさせることは、複数のプラットフォームにある写真管理をより簡潔にします。これはご自身の写真の可視性にもプラスに作用し、特に写真素材を販売する場合には重要になります。例えばインスタグラムでは、オプション > 設定 > アカウント >リンク済みのアカウントを選択することで、TumblrやFacebookをはじめとする複数のプラットフォーム上に写真を一度に投稿できるようになります。
IFTTTというツールは、通常は統合することができない、例えばインスタグラムとDropbox間をリンクしてくれる便利な無料ツールです。
インスタグラムに関しては、Hashtagifyというツールを使用すると、関連性のあるアクティブなハッシュタグを探してくれるので、ご自身の写真の可視性を高めてより多くの「いいね」やコメント、そしてエンゲージメントを獲得することが可能になります。
2. Eコマースをポートフォリオに組み込む
写真家の多くは、見込み客に自分の作品を見せるためのポートフォリオ用サイトを持っています。そこに支払い受付を含むPayPal (ペイパル)やShop PayなどのEコマース機能を追加することにより、写真やサービスなどを提供し収益性につながるチャンスを得ることができます。
例えば写真家のデーブ・スタンフォード氏は、野生生物写真を展示する自身のサイトに、プリントやカレンダーの購入もできるショップ機能を併設しています。
Dave Sanford Photosによる写真プリント商品の例
ポートフォリオの作成やショップの開設は、Shopifyでも行うことができます。関連アプリをインストールし、ご自身のニーズや収益化への戦略に合わせてカスタマイズしてください。その後、SNSや広告、あるいはオフラインのShopify POSなどを通して、写真共有を始めることが可能になります。
ショップ開設にあたっては、サイトのテンプレートとしてアート・写真関連のテーマか、無料テーマの中からお気に入りのものを一つ選択しましょう(後になってからいつでも変更することができます)。また、Shopifyアプリをインストールし、デジタルダウンロード(無料)やインスタグラムギャラリーなどの便利な機能を追加することもおすすめです。
ご自身のEコマースサイトが、ネット写真販売に最も適した場所になり得る理由はたくさんあります。以下ではその理由を見ていきたいと思います。
写真プリント、関連商品、フォトブックの販売方法
あなたの写真素材を使いたいと思っているのはブランドや出版社だけではありません。あなたのファンもそう思っているかもしれないのです。
販売向けに製作できるアイテムはたくさんあります。シンプルなフレーム入りの写真プリントからクッションに至るまで、ファンが購入できるようなアイテムは多岐にわたります。しかも、ご自身の商品を販売することは、思っているよりも実はずっと単純なことなのです。
以下の通り、ご自身の写真素材をアップロードし、その画像を写真プリントとして、またはマグカップ、Tシャツ、カレンダーなどの商品として販売できるサイトやツールはたくさんあります。
- Fotomoto
- CafePress
- Fine Art America
- Instaproofs(写真をインスタグラムフィードから引き込みます)
さらに、地域のDPEショップなどと提携してプリントを配送してもらったり、Printfulなどのオンデマンドプリントサービスを使用して、ご自身の写真画像を使った幅広い商品(プリント、フォンケース、クッションなど)を顧客に直送してもらうことも可能です。
まずはサンプルを注文してから、商品の品質がご自身の写真の品質に適しているかどうかを必ず確認してください。
フォトブックとして写真を販売する方法
さらに、ご自身の写真をまとめたフォトブックを作成し、それをネットで販売することもおすすめです。
フォトブックは写真を使った商品の一つで、コーヒーテーブルなどのインテリア空間に置くアイテムとして人気があります。特定分野に特化した一貫性のある写真を撮影していれば、魅力的なテーマにちなんだ素晴らしいフォトブックを作成して、ご自身のアート作品としてネット販売することができるようになります。
また、BlurbやLulu xPress、そしてShutterflyなどのサービスを使うと、フォトブックをオンデマンドで印刷し販売することができます。
オンデマンド印刷サービスの利益率は高くはありませんが、大きな投資をする前に商品を試してみるにはリスクのない優れた方法と言えるでしょう。
サービスとして写真を販売する方法
イベント、ファッション、商品画像の撮影をしている方なら、プロが撮影した写真への需要を活かしたビジネス機会は豊富にあります。そのため、ここからはサービスとして写真を販売する方法を見ていきましょう。
ご自身が提供するサービスはフリーランスサイトに掲載したり、Shopify Expertに申し込むことができます。ただし、サービスとしてご自身の写真を妥当な金額で販売するには、直接顧客と会う必要性があるため、地域での人脈作りが必要不可欠になります。
人脈を拡げるためには、以下のことが効果的です。
- 名刺を持ち歩く - 将来的な顧客にいつ出会ってもいいように備えておく
- LinkedInプロフィールを更新する - ご自身が提供している撮影サービスを明記した職務内容を記載する(例:「イベント撮影」など)
- 起業家やイベント関連のプロが集まるネットワークイベントに参加する – 彼らの職業は将来的にプロの写真家を必ず必要とするでしょう
- 写真家としての自己ブランドを築く- 人脈の中でDSLRカメラや撮影技術を必要としている人が,あなたのことを真っ先に思い浮かべてくれるように工夫をする
写真家は他のフリーランサーと違い、厳密な時間枠の中で働かなければなりません。そのため、予約用プラットフォームを設けることをおすすめします。そうすることで見込み客があなたの予定を事前にチェックし、空き時間の予約を取ることが可能になります。
予約用プラットフォームを使っても良いですし、実際にShopifyで販売している写真に予約ツールを追加しても良いでしょう。BookThatAppアプリをインストールすれば直接ご自身のサイト上でアポの約を入れることができます。
写真家のためのネット写真販売に関する法律入門書
さて、ここからは使用権や著作権保護などに関する内容をお話ししていきましょう。
オンラインでの写真販売方法を理解すること自体、なかなか一筋縄では行きません。それにも増して、写真販売に関する権利やライセンス契約の内容については、まるで外国語のように聞こえるかもしれません。しかし写真を販売する時は、盗用や権利の侵害からご自分を守るための、知っておくべき法律用語や概念が多数あります。
ただしここに記すことはすべてをカバーしているわけではなく、実際の法律的アドバイスの代わりになるものでもありません(私は弁護士ではないのでご了承ください)。ただし、使用権を取り扱う時に必要となる、広範囲な法律用語に慣れ親しむには大いに役立つと思います。
ネット写真販売に関する法律用語集
法律的な内容を手際よく理解するために、ネット写真販売で知っておくべきいくつかの用語を以下の通りまとめました。
エディトリアル利用:ブログ、新聞、雑誌、その他の出版物内での使用許可。
商用利用:商品もしくはサービスのプロモーション用としての、マーケティングおよび広告内での使用許可。
商材向け利用:販売用商品の製作に関する使用許可。これには対象写真を使ったプリント、ポスター、商品(クッション、マグカップなど)を含む。商用利用と混同されることもあるが、別々に考慮されるべきもの。
独占使用:ライセンス購入者だけが対象写真の使用をできることを示す。
非独占使用:誰もが使用することができることを示す。通常は独占使用の写真よりも料金が安価。
パブリックドメイン(公有):制約や著作権がなく、商用、エディトリアル用、私用の目的に使用することができる。アメリカの政府機関(NASAなど)による素材は、特に明記していない限り通常このカテゴリーに分類される。
クリエイティブ・コモンズ:明記された制限を遵守していれば、素材の条件付き使用を許可するもの。クリエイターの帰属(著作権)付与を要する場合もある。クリエイティブ・コモンズのサイトを訪れ、無料でライセンス用バッジ(アイコン)を作成することがおすすめ。
ロイヤルティフリー:ライセンスを購入すれば、無期限で何度でも写真を使用できるもの。最も一般的に購入されており、通常は非独占使用が多いため安価なライセンスに分類される。
ライツマネージド:使用毎にライセンスを購入すれば、使用媒体に関する制限付きで写真を使うことが可能。他の目的で使用したい場合には追加ライセンスの購入が必要。
パブリシティ権:ネット販売される写真が商用目的で使われる時は特に、写真上の主題に一定の権利が付与されることを意味する。これは上記で述べた著作権とは分けて取り扱われ、写真販売の前に主題本人の明確な許可を得る必要がある。
アメリカでの著作権法やライセンスについての詳細は、こちらの「よくある質問」をチェックし、ご自身の写真素材を守るための著作権法をより良く理解することをおすすめします。もしくは、主要なストックフォトサイトではどのようにライセンスが取り扱われているかを確認してもいいでしょう。
ご自身の写真が盗用された時には
コンテンツの盗用はよくあることです。盗用していることを知らずに、意図せず他社のコンテンツを使用してしまっていることは珍しくありません。
ネットで写真を販売する前に、写真家が自身の素材にウォーターマークを表示し、盗用からある程度保護することが一般的な対処法です。ご自身の写真を販売もしくは共有する場合には、Photoshopの識別マークを使用するか、ウォーターマークジェネレーターを使用することもできます。
小さなウォーターマークを目立たない場所に表示すれば、他者はその写真を便利に使うことができるでしょう。一方で、画像を不鮮明に加工し、ウォーターマークを大きくタイル状に表示すれば、極めて強固な盗用防止策となります。
どちらにせよ、あなたの写真が誰かに意図的に盗用されてしまったらどうすれば良いのでしょうか?一般的には利用中止要求を出すことが効果的だとされています。あるいは、盗用した本人に写真使用料として請求書を送付することもできます。その二つを組み合わせて、違反者に料金を支払うか、写真使用の中止をするかの選択肢を与えることが、本人を説得するためには最も効果的な方法だと言えるでしょう。
最低限の措置として、他者があなたの写真素材を使用する際には、その都度あなたの名前をクレジット表示するよう依頼することをおすすめします。たとえそれがエディトリアル用だとしても同じです。あなたのポートフォリオサイトへとリンクバックさせることは、他の素材へのアクセス数を誘引するだけでなく、検索エンジン最適化に役立ち、Google検索結果で際立つことができるようになります。
ネット写真販売ができるおすすめサイト
ネットでの写真販売やライセンス料が稼げるおすすめサイトを8つご紹介します。
「ライセンス」は、ブランドや出版社をはじめ、興味のある人に向けて写真素材を“販売する”ための、最も人気のある手段の一つです。
肝心なのは、ブランドや出版社に写真素材がどのように使われるのか、逆算して考えることです。多種多様なアイデアが詰まった、特に人間を主題にした写真は常に人気があります。
多くの写真素材から好きなものを選ぶ形式のストックフォトサイトはたくさん存在します。そのためここからは、ネット写真販売に適した優れたサイトを紹介していきます。
1. Shutterstock
Shutterstockはネット販売用のメジャーなストックフォトサイトで、過去15年間にわたりコミュニティへ10億ドル以上の手数料を支払ってきました。また、何百万人もの顧客によって写真が閲覧されるというメリットもあります。
Shutterstockは「マイクロストックフォト」サイトとして分類され、安価で非独占写真を提供しています。Shutterstockでのダウンロード量を増やすには、主に視覚的メタファーとして使える画像を大量に提供することです。Shutterstockではたくさん稼ぐことはなかなかできないかもしれませんが、ストックフォトの販売方法を学ぶには適した場所であると言えます。
Shutterstockからの支払い手数料は、一定期間の売上高の20%〜30%ほどになります。また、新しい写真家や顧客を紹介することにより、追加料金を稼げる提携プログラムもあります。
2. iStock Photo
iStock PhotoはGetty Imagesから派生したマイクロストックフォトサイトです。二つのサイトの主な違いは、iStockにある写真素材は「非独占的」であること、つまり他のエージェンシーも販売することができるところです。ただし、これは独占的写真素材と比べて手数料がかなり低いことを意味しています。iStock Photoからの支払い手数料は独占であるか非独占であるかにより、15%〜45%の間で変動します。
親会社であるGetty Imagesによると、現状の独占支払い手数料は以下の通りになります。
3. Etsy
ネットでの写真販売を希望される場合には、Etsyで写真ショップを始めることも選択肢の一つです。始め方はとても簡単なため、写真プリントを手早く販売することができます。また、プロおよび初心者に関わらず、料金設定もかなりお徳です。Etsyは売上高から5%を差し引くだけで、しかもこれには予め設定した郵送料が含まれています。Etsyペイメントを通して支払いを受け取る場合には、プリント販売後に3% + 0.25ドルの支払いプロセス料金がかかるのでご注意ください。
Etsyと他のネット写真販売サイトとの違いは、Etsyユーザーのほとんどがストックフォト目当てでない点にあります。そのため、ご自身のEtsyショップのデザインやマーケティングに時間を費やし、プラットフォームを最大限に活かすことをおすすめします。売上から差し引かれる料金が少ない分、その労力は必ず報われるでしょう。
4. Getty Images
Getty Imagesはよりハイレベルな写真を提供するストックフォトサイトです。高品質または珍しく独占的な写真のライセンスを求めるブランドや出版社にはうってつけです。また、Getty Imagesは子会社のマイクロストックサイトであるiStockと足し合わせると、世界中で実に150万人以上の顧客を有しています。
Getty Imagesで写真を売り上げるには、他のストックフォトサイトのものよりも高品質で優れた写真を提供することが必要です。
5. Adobe Stock
Adobe Stockは、ネット写真販売に最も適した無料サイトの一つです。このサイトに販売目的の写真素材を掲載すると、ストックサイトのFotoliaでも見ることができるようになります。すでにAdobeクリエイティブスイートをご使用中であれば、ご自身の画像、動画、ベクター画像、イラストなどをAdobe Lightroom CCやAdobe Bridge CC、あるいはウェブサイトからAdobe Stockに直接追加することができます。
Adobe股票で写真を販売することにより,何百万人にもおよぶバイヤーとつながることができます。さらに、世界最大級のクリエイティブコミュニティーのアプリ上で、ご自信の写真素材を披露することができるようになります。しかも、Adobe Stockを通して販売した写真売上からは、33%もの手数料を稼ぐことができるのです。
6. Twenty20
Twenty20はインスタグラム向けの写真家用ツールとして、写真素材をブランド企業に販売することから始まりました。現在Twenty20は、写真素材をネット販売し、見込み客たちとつながることを可能にするストックフォトサイトとして機能しています。Twenty20でお金を稼ぐには、以下の3つの方法があります。
- ライセンス契約した写真1枚につき手数料2ドル
- フォトチャレンジによる賞金
- 定期的な撮影雇用契約を結んだブランドから支払われる手数料100%
Twenty20のアプリ、もしくはブランドドメインにあるご自身のウェブページに素材をアップロードすれば、写真を販売することができます。どちらにしても、Twenty20はネットで写真販売するための優れたサイトであり、好きなことをしながらお金を稼ぐことを実現してくれます。
7. Depositphotos
Depositphotosは、1億5000万点以上の写真素材に加え、200ヶ国以上に顧客を持つビジュアルコンテンツのグローバルマーケットプレイスです。Depositphotosは10万人を超える世界中の写真家と提携しており、Warner Bros.社、 TripAdvisor社、スバル社をはじめとする、大手のグローバル企業から多大なる信用を得ています。支払い手数料は同サイトにおける経験やステータスによって異なり、また画素数やライセンスの種類をベースに34%〜42%の間で変動します。
8. 123RF
123RFはすべてのコンテンツを非独占的に取り扱うストックフォト業界きっての大手サイトです。非独占的ということで、他のウェブサイトに写真素材を販売することも可能です。それに加え、世界44ヶ国以上、17ヶ国言語を操る500万人以上のバイヤーに写真素材を売り込んでくれます。123FRでは、売上のあった各ライセンス契約に対して30%〜60%の手数料が支払われます。
ネット写真販売できるおすすめアプリ
最近のスマホに搭載されているカメラの性能は非常に高く、今や、ネット販売する写真はスマホでも十分、撮れてしまう時代です。スマホで撮影した写真をサクッと販売まで楽に行える、おすすめアプリもご紹介しましょう。
Snapmart(スナップマート)
Snapmartとはスマホのアプリ(iPhone、Androidに対応)から、誰でも手軽に写真を売り買いできるサービスです。購入はWebサイトからも可能です。日本のスナップマート株式会社が運営しています。
メルカリの「写真版」といったところでしょうか。アマチュア写真家が撮影した、なにげない日常のふとした瞬間やリアルな表情など、自然な写真が多数出品されており、広告代理店や企業、メディアなどに購入され、企業のインターネット広告やSNS投稿、メディアのアイキャッチ素材などに利用されるそうです。あなたの写真、腕試しで販売してみませんか。
Selpy(セルピー)
セルピーとは、スマホで写真を売りたいフォトグラファー/インフルエンサー(あなた)と買いたい人(主に企業)をマッチングするアプリです。iOS版とAndroid版があります。
コンペの要領で、企業が希望する写真テーマをリクエストし、フォトグラファーを募集します。リクエストに対してフォトグラファーが提案し、直接やりとりをして交渉します。
優良な案件が見つけられる可能性が高く,フリーランスで活動しているフォトグラファーや,より専門知識を持ったセミプロの写真家におすすめです。
まとめ:情熱を利益に変える
写真撮影が趣味でも、副業でも、はたまたフルタイムの職業であっても、ネットで写真販売をするための手段はこれまでにないほど多く存在しています。少しのノウハウを得るだけで、それらの手段を最大限に活かすことができるでしょう。
最終的には、あなたの才能や強い意志が収益の可能性を決定づけます。特技であり、心から楽しめることから得る収入は、何にも代えがたい最高の稼ぎと言えるのではないでしょうか。