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ノートパソコンで小規模ビジネス向けローンの申し込みを行っている女性。

「Japan Order CSV」アプリで出荷用CSVをワンクリック出力(ヤマトB2クラウド対応)

こんにちは。

この記事では、ECと切っても切れない「出荷指示」業務の支援アプリ「Japan Order CSV」がどのように役に立つかを紹介します

Japan Order CSVの最大のメリットは、下記のCSVをワンクリックで出力できることです。

  1. 受注データ(Shopifyフォーマット)(メリット後述)
  2. ヤマト運輸B2クラウド用のCSV
  3. 佐川急便e-飛伝用のCSV
  4. 日本郵便 ゆうパック、クリックポスト用のCSV

アプリには2つのプランがあり、上記の1のフォーマットはずっと無料で使え、それ以外は30日間無料トライアルを経た後は月額$29.99となります。

<アプリ画面>

それでは、詳しく機能について説明します。

Shopifyの標準フォーマットをベースに、とことん運用の手間の回避を追求

「受注データ(Shopifyフォーマット)」ですが、Shopifyの注文管理画面から「エクスポート」した場合のCSVと同じ構造でありながら、色々と工夫が加えられています。実はShopify標準CSVにはいくつか課題があり、

  • エンコーディングがUTF-8のため日本版Excelで開くと文字化けする
  • 都道府県名が、都道府県コード(例:JP-13)で出力される
  • 名前の順番が名姓で出力される

などの少々使いづらい面があります。

Japan Order CSVでずっと無料で使える「受注データ(Shopifyフォーマット)」をダウンロードした場合は、上記の問題が解消された形でCSVファイルの出力がされます。

また、物流のノウハウを踏まえ、物流関係システムにデータを移した際にデータが壊れにくくするよう、データ中のカンマを除外したりと、シンプルながらに便利がロジックが組み込まれています。

また、出力対象注文の制御も可能で、

  • 設定画面で指定した年月日以降の注文しか出力しなかったり、
  • 一度出力した注文にはタグ付けをして以降出力しないようにしたり、
  • “出荷保留“というタグをつければ,そもそも出力されないように制御できます。

<設定画面>

少しマニアックなところとしては、注文の各商品に付随させられるメタ情報である「Line Item property」を使っている場合、そのデータがあればあるだけCSVの列として出力するオプションもついています。


<Line Item propertyの出力例>

ヤマト運輸B2クラウド、佐川急便e-飛伝、日本郵便ゆうパック・クリックポストのフォーマットをそのまま出力

そして、このアプリの目玉ですが、ヤマト運輸「B2クラウド」、佐川急便「e-飛伝Pro/e-飛伝II」、日本郵便「ゆうパック」「クリックポスト」などのそれぞれのシステムが要求するフォーマットのCSVがワンクリックで出力できます。

配送日時データ連携

注文データに入っている配送日時データを出力するCSVに反映させることも可能です。

配送日時データは通常、注文のNote Attribute項目に入れますので、Japan Order CSVの設定画面で、Note Attributeのラベル名を入れることで、そこに入っている値がCSVに出力されるようになっています。佐川急便e-飛伝フォーマットの場合は時間帯は時間帯コードに変換しますが、それも自動で行われます。


<設定画面>

<B2クラウドフォーマットでの出力例>

代引き料金連携

代引きで受注した注文には代引き手数料を加算して出力するCSVに反映させることも可能です。

Japan Order CSVの設定画面で、受注金額いくらからいくらは代引き手数料いくらと設定したら、後は出力時に代引き注文の場合は自動で代引き手数料が適切な項目に反映されます。

例えば、ヤマト運輸B2クラウドフォーマットの場合は、代引きすべき総金額ということを示すコレクト代金項目に、注文金額+代引き手数料金額が反映されます。


<設定画面>

<B2クラウドフォーマットでの出力例>

なぜこのアプリを作り、提供を続けているのか

最後にですが、このアプリを作った背景を説明します。

国内向けの物流周りでは当時よりAPI連携しているイケてるアプリもあり、Shopify Expertとしての業務の中でクライアントにそれらの利用を勧める中で、意外にもシステム構成や既存のオペレーション上、出荷指示にあたってはCSVファイルを要求されることが想像を上回る頻度でありました。

そこで、それらのニーズに応える手段としてJapan Order CSVが誕生したわけです。

どのソリューションが良いかは、事業ステージや社内システムなどの都合次第ですが、今では本当に多くの事業者さんにJapan Order CSVご利用いただいており、本アプリが万が一落ちたり誤作動したりすると、ご利用いただいている事業者さんの物流が止まってしまうということを強く実感し、安定稼働をベースに、一層オペレーションを効率化できるよう、機能の拡充に努めています。

今後の展望

今後も設定項目やフォーマットの追加など、より多くのユースケースをサポートできるような機能追加と、オペレーションをより自動化できる様々な拡張機能の開発を進めて参ります。例えば、出荷指示ファイルを手動でダウンロードしなくても良いよう、物流会社のSFTPサーバーに自動でアップする機能も直近の開発候補項目として挙がっています。

ただ、仮説ベースで開発をするより、皆様の声を聞きながら優先順位をつけて開発する方がみんながハッピーになりますので、是非是非要望があればお寄せいただきたいです。

ずっと無料で使える「Ecosystem Plan」はもちろん、30日無料トライアルから始まる「Complete Plan」も、気軽に試せますので、少しでも気になったら是非使ってみてください。


Japan Order CSVを通じて、少しでも時間の節約に貢献できれば幸いです。

Flagship LLC 神馬 光滋

(Flagship LLCについて)

Flagship LLCはスケールできるECシステムの構築と内製化支援をする日英対応のEC開発・運用支援専門のエージェンシーです。 ECプラットフォームはShopify Plusに限定し、会社の全資源をShopifyに集中させています。

国内向け大規模ECサイトのリニューアル・国内企業のグローバルEC支援の経験が実務レベルで豊富で、テクノロジーに特段強く、ERP・WMS連携から、UX向上のためのShopify標準を逸脱した機能開発のノウハウが蓄積されています。

Shopifyアプリを通じたサービス提供も今後も続けて参ります。

https://flagship.cc/

よくある質問

Japan Order CSVとは?

「Japan Order CSV」は、ECの「出荷指示」業務を支援するアプリです。

Japan Order CSVの特徴は?

Shopifyの標準フォーマットをベースに、運用の手間が省ける仕様になっています。
最大のメリットは、下記のCSVをワンクリックで出力できることです。
  1. 受注データ(Shopifyフォーマット)
  2. ヤマト運輸B2クラウド用のCSV
  3. 佐川急便e-飛伝用のCSV
  4. 日本郵便 ゆうパック、クリックポスト用のCSV

Japan Order CSVは無料で使えますか?

アプリには2つのプランがあり、上記の1のフォーマットはずっと無料で使え、それ以外は30日間無料トライアルを経た後は月額$29.99となります。

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