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ノートパソコンで小規模ビジネス向けローンの申し込みを行っている女性。

Shopify Japan 2020年 年頭所感

≪2019年の総括と新年の展望≫

新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

まずは、この場をお借りして2019年にShopifyを活用してビジネスを開設、運営、拡大いただきましたShopify Japanのマーチャントとパートナーの皆様に深く感謝を申し上げます。世界中で100万以上のショップオーナーがShopifyを信頼し活用してくださったことを嬉しく思うとともに、今後より良いコマースプラットフォームを提供し、革新するために日々精進する所存です。

さて、Shopify Japanは日本にオフィスを構えてから今年の春で約2年を迎えます。これまでの当社の成長は、マーチャントが国内外でのコマースビジネス拡大に必要なツールを当社が提供出来ているということを示しています。

私はこの2年間で日本のECのエコシステムに大きな変化が見られたと感じています。ビジネス成長のために本格的なネットショップを開設して運営されているマーチャントは増えてきており、今後さらにソーシャルメディアを含めた複数チャネルでの販売を通じて、売り上げを増やしたいと考えています。Shopifyは、ショップオーナーがお客様とどこでもつながることが出来るよう、連携できるマーケティングツールを紹介する機会を設けてきました。

近年、ビジネスのプラットフォームが多様化し業界全体ではD2C(Direct-to-Consumer)ビジネスが活性化しておりますが、Shopifyの大きな特徴である「言語・機能のローカライズ」の強みを活用し、多くのマーチャントが日本市場だけでなくグローバルを舞台に越境ビジネスを行っております。

2020年も引き続き売上の拡大のために、オムニチャネルコマースの導入に注力していくことが重要になるでしょう。何よりも、Shopifyのマルチ通貨対応やグローバル決済対応を通して、世界中のお客様とボーダレスにつながることで、日本の優れたブランドやサービスが世界に拡大していくと期待しています。

また、日本リテールのEC参入は、世界と比べてまだ多くはないものの増加傾向にあり、2020年には飛躍的に伸びると予想しています現在、世界規模のブランドが使用しているテクノロジーと機能は、中小企業だけでなく、個人事業者のそれと大差がなく、企業規模間にあった障壁が壊れてきています。またPOSなどの機能によるオフラインとオンライン間で売上連携に加えて、ソーシャルコマースやチャットコマースなどの他のチャネル全体の在庫、販売、顧客管理もかつてないほど容易になりました。特に日本では、お客様ロイヤルティの重要性がさらに重要になり、D2C時代と言われている昨今では、ブランドを創ることでお客様と直接つながることができるようになりました。

2019年にShopifyが発表したState of Commerceレポートによると、「日本のお客様は世界で最も忠実である」ことがわかっています。他の国のお客様よりも繰り返し購入する可能性が高く、チェックアウト時のアイテム数は少ない(米国と比較して平均2個)にも関わらず、日本の消費者はトランザクションあたり平均で最も多くを費やしています(141.72米ドル)が、チェックアウトには非常に長い時間がかかっています(平均27分以上)。これは如何にブランドがお客様とつながり、ファンを作り、継続的に売上を増やすことが重要であるかを示しています。

更に、急速に増えつつある「ヘッドレスコマース」の影響で、コマースはさらに進化を遂げています。このヘッドレスコマースとは、ネットショップの「顔」であるフロントエンド(ヘッド)と、それを支えるバックエンド(ボディ)を切り離し、それぞれが構成されている状態をいいます。両者を切り離して独立した形にすることで、一つのバックエンド(ボディ)で複数のフロントエンド(ヘッド)を支えることができるようになります。

最適なプラットフォームを使うことで、ショップオーナーは複数のネットショップを構えて、どこでも販売することができるようになります。ヘッドレスコマースにより、ネットショップ管理者は、注文管理、マーケティング・インテグレーションなどのバックエンド部分を変えることなく、お客様の好みにあわせて迅速にネットショップを変更することが可能となります。

これにより、ネットショップの開発期間や費用を減らすことができ、市場での競争力も高まります。これまでは、大規模なITチームを抱える大企業およびブランドでのみ利用可能だった技術です。Shopifyのプラットフォームは、すべてのマーチャントにこの技術を提供することで、あらゆるブランドの完成と拡大を可能にします。

日本のEC市場はエキサイティングなテーマが数々存在しています。しかし、2020年はさらに日本のEC市場にとって素晴らしい飛躍の年となるでしょう。この変化を促し、国内外のすべての人々にとってコマースを良くする最前線にいることに感謝しています。

Shopify Japan 株式会社 カントリーマネージャー Mark Wang


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